ドラゴンクエスト�]（ドラクエ10・DQ10)のレビュー・評価

プレイ期間＝休止復帰を経て数年
感想＝バカにしているのかと思ってしまうほど酷い

エンドコンテンツの中でも屈指の難易度と位置付けられたハイエンドコンテンツが実装されました。
が、蓋を開けたら酷いゲームバランスです。
即死級の攻撃をHP1で耐えられる技をバラまき、蘇生アイテムの世界樹の葉をバラまいて倒す。死んでは生き返り、生き返っては即死する。その合間に高ダメージのスキルを連発するだけのゾンビアタックでした。
モンスターの攻撃が強すぎて前衛職が侵攻を防ぐ『壁』と言われるDQX独自の戦法がここで壊れました。
戦法なんてあったものじゃない。

常闇と言われたかつてのエンドコンテンツはこの『壁』やモンスターのヘイト管理がきっちり理解できていないと倒せないものでした。
DQXの戦法の基本の基本です。
そのため、この基本を抑えたら周回も可能なくらいにクリア率が高まります。
練習すれば勝てるようになるので自分や周囲の成長を感じる事もでき、通い続ける人も少なく有りませんでした。
（※DQXにFF14やMHのような高難易度のモンスターを実装した点においてはライトプレイヤー排除を促したとも言える時期があり、否定的な意見も多いです）
しかし先週実装されたハイエンドコンテンツは勝っても全く楽しさなど感じません。達成感もなし。
残るのは果てしない疲労感と、これからDQXが辿ろうであろう暗澹たる道に危機感を覚えるばかり。
プレイヤー側があまりにも強くなりすぎて、ゾンビアタックが最適なゲームバランスになるよりは、ver4の実装とともにレベルリセットなり転生なりで仕切り直しても良かったのでは？
堀井さん、本当にDQXをプレイしていますか？
このゲームバランスでOKを出したんですか？

あ、新規や復帰者へのメッセージも書いておきますね。
FF14やPSO2、MHからの移住者ならDQXのアクション要素はぬるいでしょう。
実際、これらのゲームからの移住者が多く見られます。
ギスギスで悪名高いFF14やPSO2、MHからの移住者が多いという事もあってDQX内の雰囲気も大きく変わってきています。
これらのゲームはID周回型のゲームで、いかに多くコンテンツをクリアするかにこだわる人が多く、DQX内でもそれを求める傾向にあります。
そ　れ　で　も　ま　だ　DQXには優しい人は多い方です。
が、それもいつまで保つやら。

今のDQXに「あったけぇ」はありません。
2015年を境に大きく変わってしまいました。